めな(@mena_sou)の一次創作


デア ローテ モーント
Der Rote Mond ― キャラ紹介

最新:2023.7.24



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現世組@― 作中の“今の時代“を生きる者たち 〜赤い月を守る者〜


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◆レイス・シャルシス

年齢:18歳 | 男 | 一人称:僕
出身国:ラクルヴェリテ

◆設定画 | ◆イラスト


「僕は…いつも君たちに助けられてばかりだね」
王都に住む貴族シャルシス家の次男。
真面目で賢いが、お人好しでかなりの巻き込まれ体質。読書・剣術・家事が趣味。
家を継ぐ優秀かつ優しい兄を尊敬しており、兄のようになるのが目標だったが次第に兄との実力差を感じ、劣等感を抱くようになる。
そのため自分に自信がない。兄からは実力を認められており補佐役として求められるが、自身の生き方が決められず苦悩している。
*リーラとは幼馴染。いつも彼女に振り回されているが同時に元気も貰っており、それが何よりの救いだった。
リーラと共に、突然行方不明になった友人*エル・ナティフェルを探している。
ある日国外にエルの目撃情報があり、友人エルのために決断をしたリーラを守るために、彼女の護衛の1人として国外への旅に同行する決意をする。
★二千年前の“月の騎士“*レイクス・クルヴェの生まれ変わり。





◆リーラ・トゥリリブ

年齢:17歳 | 女 | 一人称:私
出身国:ラクルヴェリテ

◆ミニキャラ画 | ◆バストアップ画


「レイス、エル。いつまでも、3人一緒でいようね!」
明るく前向きな性格。他者に対する思いやりや優しさを持つ。
普段のお転婆な言動のため、周りも忘れがちだが実は貴族の一人娘。
あまり地位の高い貴族ではないため本人の貴族としての意識は低く、階級を関係なく人と接するため庶民から特に親しまれている。
父親の友人貴族のその息子との縁談が出ており、相手からも熱烈なアプローチを受けるがリーラ自身は気が進まない。
*レイスとは幼馴染。いつも自分の話を真剣に聞いてくれる事がとても嬉しい。
彼の悩みにも気付いており、レイスには彼自身の良さや魅力に気付き自信を持ってほしいと思っている。
レイスと共に友人*エルを探すために国外へ期限付きの旅に出る。
その旅はエルの発見の可不可関係なく旅から戻り次第、貴族息子との婚姻を条件に両親が許可を出した。
★二千年前の“月の聖女“*リア・クルヴェの生まれ変わり。





◆エル・ナティフェル

年齢:17歳 | 女 | 一人称:私
出身国:???


「あなたたちを見てると…懐かしくなるの」
何かから逃げるようにラクルヴェリテにやってきた。
町で偶然*レイス*リーラに出会い、初対面のはずだが不思議と懐かしさを覚える。
後に二人の友人となり、三人で過ごすことが増えていった。
普段は落ち着いた雰囲気だが二人といる時は楽しそうな表情が多く、それは彼女にとって一番幸せな時間だった。
行く当てがなかったためリーラの紹介で貴族街から離れた宿屋で手伝いをしながら過ごしていたがある日突然、行方不明になる。
★二千年前の“月の神殿の大神官“*エル・アンファローテに似ているが…?





◆シオン・カルニッツ

年齢:18歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:ゲレティナル

◆設定画 | ◆イラスト


「俺は兄貴に伝えたいことがあるんだ!今度こそ!」
村生まれ村育ちの青年。兄貴肌で面倒見がいい。
よく村の子供や孤児の面倒を見ており、子供たちに好かれている。
食べるものと着るものに困らなければ何よりの幸せだと思っている。
少々熱くなりやすいところがあり、村で起こった事件に首を突っ込み彼の人生は変わっていく。
*アリスに好意を抱いているが、その想いを伝えることが出来ずにいる。
実は*ノース(シラン・カルニッツ)と兄弟であり、兄ノース(シラン)とは幼少の頃に生き分かれる。その後両親は他界。
父の形見でもある二本の刀の一つは兄が持つ物だったため、本人に会い両親の遺言と共に渡そうと決意する。
★二千年前の“月の騎士“*ハイド・フィ・アスターの生まれ変わり。





◆アリス・フリューア
本名:アリス・フィー・ファーベルネス

年齢:20歳 | 女 | 一人称:私
出身国:ファーベルネス


「私は愛する民を、国を捨てて逃げてしまったのです」
物腰柔らかで上品。紅茶が好き。
ファーベルネス王国の王女であったが王弟の陰謀により虚偽の罪と共に王位を剥奪され国を追放された。
国王である父は表向きは病死とされているが暗殺されており、母は数年前に病死している。
追放後、王弟の配下から命を狙われ逃げていたが、諦めかけた時に*ルートに助けられ二人旅をしながら他国へ渡る。
国や民を見捨てて逃げたことを悔み自分を責め続けているが、今の自分に出来ることを見出そうとしている。
かつてアリスの専属騎士だった*アーネスト・メソン*ジェラルド・ヴィテスの身を案じている。
正体を隠している自分を「アリスさん」と呼んで親しくしてくれる者たちに罪悪感を抱きながらも、今の彼女にとっては一番の心の救いであり、大切にしたい場所だった。





◆ラル・アイルツ

年齢:11歳 | 男 | 一人称:ボク
出身国:ゲレティナル


「だからボク、メルと一緒に家に帰りたいんだ」
明るく人懐っこい少年。
幼い頃に軍に連れていかれた双子の妹*メルを探すために故郷を出る。
人形劇で生計を立てながら一人旅をしていたが、後に仲間に恵まれる。
人形劇の腕はかなりのもので、それは以前行き倒れた際に拾ってくれた移動劇団で習得したもの。
その後ラルは劇団を離れるが、沢山のことを親身に教えてくれた劇団は彼にとって“もう一つの家“と言える存在。
旅の途中で出会い行動を共にしている*アン*シオンにとても懐いている。
妹メルとは後に再会するが、それと同時に悲劇が起きる。





◆シェリル・マトルズ

年齢:17歳 | 女 | 一人称:私
出身国:サーリフィス

◆設定画 | ◆落書き


「私は、生きていて…いいんですか…?」
口数が少なく無表情な時が多い。感情表現が乏しいが、根は優しくとても真面目。
幼少の頃、故郷で行われていた禁忌を知り加担させられる。それから彼女からは笑みが消えた。
*エルと関係のある*レイス*リーラの暗殺を命じられていたが、逆に自らの死を望み二人の前に現れる。
償いと故郷の禁忌を止める情報収集のため、レイス達と行動を共にする。
禁忌に加担したあの時から今に至るまで自身を殺して生きていたため、今でも“罪を犯した自分は笑って生きてはいけない人間“だと思っている。





◆ルート・シェレン

年齢:21歳 | 女 | 一人称:あたし
出身国:ゲレティナル


「騎士程じゃないけどさ、あなたを守れる自信はあるけど?」
サバサバした性格。少し喧嘩っ早いがしっかり者で皆のまとめ役。
傭兵をしており、追われていた*アリスを助けた後二人旅をする。
幼少期はいじめられている友人や年下の子を守るために喧嘩ばかりしていた。
他人思いの優しいところは今も変わらない。
現在も続いている紛争に過去に巻き込まれ故郷・家族・友人を失う。
故郷で争いが起きた時に、故郷を離れていた姉と偶然再会するが姉はルートを守って死亡する。
彼女にとって姉は家族であり友でもある、一番大きな存在だった。





◆アン・ステルヴェーク

年齢:25歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:ファーベルネス


「月の神殿に関する記録は二千年前辺りから途絶えている。俺はその部分が知りたい」
冷静で知識が豊富。少し気難しいが悪い人ではない。
赤い月や月の神殿に関する研究をしている。自分が興味のある知識以外を必要としないが、その興味の範囲は常人より広い。
この世界や赤い月についての論文や考察の書籍で有名。そのため*レイスもアンの名前は知っていた。
だが本人は研究に夢中で世に出ることを断り続けていたため、名前だけが有名になり女だと思われていることが多い。名前に関しては本人も少し気にしている。
よく*ラルが興味津々に近づいてくる。子供は苦手だがラルの押しが強いのもあり何だかんだ面倒を見ている。





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現世組A― 作中の“今の時代“を生きる者たち 〜赤い月を憎む者〜


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◆ノース
本名:シラン・カルニッツ

年齢:19歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:ゲレティナル

◆全身画 | ◆バストアップ画


「覚えてる。殺したいほど憎んだ奴らと、俺たちが成し遂げられなかったこと」
とある組織のリーダー。普段は国軍に所属している。
ひねくれた性格。残酷な一面があり目的のためなら手段を選ばない。
普段は冷めた顔をしていることが多いが戦闘になると活き活きする。
幼少期から「とある記憶と知識」を持っていながらも、年相応の純粋で明るい幼少期を過ごす。
だが両親に捨てられたことで(本人はそう思い込んでいる)、幼少の頃とは別人のように残酷な人格となる。
徐々に鮮明になるその“記憶や知識“を活かしながら、憎しみ・復讐心を支えに生きている。
*シオン・カルニッツと兄弟であり、彼や両親のことも憎んでいる。
★二千年前の“赤月を憎んだ月の騎士“*ノース・ティグレイルの生まれ変わり。





◆カナ
本名:ベルタ・シュプリール

年齢:18歳 | 女 | 一人称:あたし
出身国:ゲレティナル

◆バストアップ画


「あたしは結局、背中を預けられるのはあんたしかいないってわけね」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
*ノース(シラン)の補佐役。計画的でしっかりした性格だが少々口が悪い。
使えないものは迷わず切り捨てるなど冷酷な部分がある。
名門シュプリール家の令嬢として生まれるが、その愛情は二番目の子に注がれたため、家族の愛情や恋愛感情などが一番理解できない。
ノースと同じで「とある記憶と知識」を持っていたため、彼と行動を共にするようになる。
自身の中に“とある記憶と感情“が混じることによって自身が何者なのか分からなくなっていたが、同じ境遇のノースの存在により自身の見方が変わる。
自身と同じ“記憶と感情“を持つノースだが時折垣間見える彼の表情、その危うさに不安を覚えつつも最後まで彼と歩む。
★二千年前の“赤月を憎んだ月の騎士“*カナカルド・ファルタビークの生まれ変わり。





◆スティール・フィル・カルツ

年齢:21歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:ゲレティナル


「これが俺の人生だ。けど、もし…こんな理不尽な世界じゃなくなるならやってやろう!」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
自信家で少々お調子者。かなり楽観的で阿保っぽい面もある。
カルツ家の嫡男として生まれ両親から沢山の愛情を注がれ育ったが、後に二度と家に戻れない環境に身を置くことになる。
そのことにしばらく絶望するが、現在はその事実を受け入れ前向きに生きている。
目的達成のためなら躊躇はないが、基本情に厚い。
一人っ子だったのもあるためか*メルを妹のように可愛がっている。
★二千年前の“赤月に異を唱えた月の騎士“*ゼイル・ハーティの生まれ変わり。





◆メル・アイルツ

年齢:11歳 | 女 | 一人称:わたし
出身国:ゲレティナル


「だからわたし、ラルと一緒に家に帰りたいの」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
心優しい少女。少し泣き虫。
軍の医療班の落ちこぼれだったが、ある駒として組織メンバーとして迎え入れられた。
*ラルの双子の妹で、幼少期は両親でも見分けがつかないほどだった。
それが原因による間違いによって彼女だけ家族と離され二度と会うことが出来なくなってしまう。
絶望し諦めた後、この人生を受け入れるが家族のことを思い出しては泣く日々を送る。後にラルとは再会する。
何かと気にかけてくれる*スティールのことを心から慕っている。
★二千年前の“赤月を憎むゼイルの娘“*ソアラ・ハーティの生まれ変わり。





◆ロラン・レーヴェン

年齢:22歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:旧トリヒェモンド


「俺は…ロザの笑顔が見たい…。傍で…守らせてくれないか」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
無口で何を考えているか分かりづらいが、実際は見た目より穏やかな性格。
マイペースな部分があるが、自身がやるべきことは分かっている。
故郷に大切な妹がおり、*ロザのことも妹と同じように大切に想っていたが、後にそれは自身が家族へ向ける感情とは少し違うことに気付く。
守るように、永遠にロザの傍にいたい…と思いながらも、これは本当に自分の感情なのかと苦悩する日々が続くが、彼女と過ごす中で徐々に本心だと確信していく。
★二千年前の“赤月を憎む教団の配下“*クライブ・エルドの生まれ変わり。





◆ロザ・パーペンロート

年齢:20歳 | 女 | 一人称:私
出身国:ゲレティナル


「これは私…ロザとしての意志。だから、ロラン。あなたの傍にいさせて…」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
内気な性格。いつも何かに怯え、不安そうな顔をしている。
他人との深い関わりを避け、自身のこともあまり話さないが、*ロランと初めて出会った時に不思議と安堵を覚え、静かに優しい表情で話を聞いてくれる彼に惹かれていく。
ある時からロランと同じように自身の気持ちについて深く苦悩する日々が訪れる。
だがロランを支えたい、永遠に傍にいたい…と思うのは“初めて自分が望んだこと“だと気付き、最後までその想いを貫いた。
★二千年前の“赤月教の貴族令嬢“*リリテット・フィ・アスターの生まれ変わり。





◆オリヴィエ・プラネルト

年齢:31歳 | 女 | 一人称:私
出身国:サーリフィス

◆全身画 | ◆バストアップ画


「ふふ…私が敬愛するのは、プレーガー氏だけです」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
笑顔を絶やさない、少し影のある女性。
誰にでも丁寧な口調で話し、穏やかそうに見えるが簡単に人を寄せ付けない雰囲気がある。
とある研究を続けているが、それを知る者は少ない。
長い間、望んでいたことがある。彼女の生は全てそのためにあった。
過去の学者オリヴィエ・プレーガーに心酔している。
★二千年前の“赤月への愛憎を持つ学者“*オリヴィエ・プレーガーの生まれ変わり。





◆アトラ・バルディル

年齢:29歳 | 男 | 一人称:私
出身国:ゲレティナル


「ノース、君と行動を共にするのは私にも目的があるからだ。それを忘れずに」
組織のメンバー。普段は国軍に所属している。
真面目で仕事熱心。他人への情が薄い。
優秀なため様々なことに関わり、軍の指揮・指導などもしている。
利害の一致で*ノース(シラン)を補佐している。
師であり父親のような存在だった*アロイス・バルディルから名を継ぐ。
かつて兄弟のように一緒に育った*ヴェスト(ロイデ・バルディル)のことを唯一、今でも気にかけている。
★二千年前の“赤月を憎む教団の炎の問題児“*フラメの生まれ変わり。





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現世組B― 作中の“今の時代“を生きる者たち


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◆オスト
本名:オスヴァルト・シュメルタ

年齢:28歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:ゲレティナル


「相手も生きてる人間だろうが。あんな殺し方はやるもんじゃねえよ」
戦争中の国軍の“東“部隊指揮官。オストという名は継承されたもの。
口は悪いが几帳面で真面目。部下思いな一面もある。読書が趣味。
かつて名門シュメルタ家の嫡男であり、現在の“名に縛られない生き方“が嫌いではないが、戦死した友である*前ノルド(マルフ)の遺志を継ぎ、戦争を早く終わらせるために戦っている。
人の命の重みを知っているため、敵を倒す際には敬意を払う。
*ノルド(ノース/シラン)の残忍な面が気に入らない。
★二千年前の“月の神殿の処刑吏“*エヴァン・アプシゼレの生まれ変わり。





◆ヴェスト
本名:ロイデ・バルディル

年齢:25歳 | 男 | 一人称:私(素が出た時のみ“俺“)
出身国:旧トリヒェモンド


「作戦は以上だ。配置につけ」
戦争中の国軍の“西“部隊指揮官。ヴェストという名は継承されたもの。
もの静かで戦略・戦術に長けた男性。
戦いでは絶対的な勝利を収めているため、軍の士気は高い。
だが本人は表情を一切崩さず、常に命令口調で私語もほとんどしないため感情があるのかさえ謎。
幼少の頃に*アトラ・バルディルの師である*アロイス・バルディルに出会い、新たな名と共に生を歩む。
二人とは本当の家族のように過ごし、その頃は不器用ながらも感情を表に出していたがアロイスの死により、再び心を深く閉ざし今に至る。





◆ズュード
本名:エーデルローゼ・フィア・エルメライレ

年齢:23歳 | 女 | 一人称:私
出身国:ゲレティナル


「私にはもう、これしか残っていないのよ」
戦争中の国軍の“南“部隊指揮官。ズュードという名は継承されたもの。
美しいがお茶目な性格の女性。
戦いを好み、見た目に反して巨大な斧を振り回して戦う。
敵に容赦はないが、身内(所属する軍の関係者全て)には優しいという極端な面を持つ。
そのため、時折不安定さが垣間見える*ノルド(ノース/シラン)のことを気に掛ける。
没落したエルメライレ家の令嬢であり、彼女に残ったのはかつての思い出と、血に染まった今の自分。それを払うかのように優雅に戦う。





◆ノルド
本名:シラン・カルニッツ

年齢:19歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:ゲレティナル

◆全身画 | ◆全身画(ローブ有)


「お前が死ねば、次のノルドは俺だ」
戦争中の国軍の“北“部隊指揮官。ノルドという名は継承されたもの。
*ノース(シラン・カルニッツ)と同一人物。
四年前に指揮官であった*前ノルド(マルフ)が戦死し、それと同時期に副官であった*リュシアンが自害したため急遽、新指揮官に任命された。
マルフは“戦死“とされているが、真実はノース(シラン)が彼を“殺害“した。
ノース(シラン)の実力はかつてマルフも認めていたほどだった。
腕は確かだが戦いを楽しんでいるように見えるため近寄る者は少ない。
現在*カナ(ベルタ)が彼の副官として就いている。
★二千年前の“赤月を憎んだ月の騎士“*ノース・ティグレイルの生まれ変わり。





◆前ノルド
本名:マルフ・ドラウムル

年齢:当時23歳 | 男 | 一人称:俺
出身国:旧シャムネソーレ

◆全身画 | ◆全身画(ローブ有)


「俺は故郷が好きなんだ。故郷のために、戦うよ」
現在の“北“部隊指揮官*ノルド(ノース/シラン)の前にノルドだった人物。
四年前に戦死となっているが事実は異なり、当時部下であったノース(シラン)に殺害された。
穏やかな人柄で人望も厚く、指揮官としても優秀だった。
軍に所属するまで戦闘経験は一切なかったにも関わらず、幼少期から“なぜか戦い方を知っていた“自分に恐怖するという過去を持つ。
人一倍、争いのない平和な世界を望んでいたが、「早く戦いを終わらせるために戦う」ということに苦悩していた。
*オスト(オスヴァルト)は良き理解者であり、戦友でもあった。
殺害された事実を知っている者は限られており、オスト(オスヴァルト)は知る由もない。
★二千年前の“月の騎士“*エーミット・ライナの生まれ変わり。





◆ジル・テグレス

年齢:26歳 | 男 | 一人称:私(酔って素が出た時のみ“僕“)
出身国:旧トリヒェモンド


「あの…よく間違われますが、私は男です…」
戦争中の国軍の“東“部隊*オスト(オスヴァルト)の副官。
指揮官のオストと同じく真面目で、気遣いが上手い。
男だが、容姿や所作のせいでよく女だと間違われる。本人は常に胃が痛い。
気苦労をオストが察してくれるため、立場は弁えているがよく話を聞いてもらっている。
彼とは趣味も似ていたりと気が合うため飲み仲間でもある。だが酒には弱く、飲み過ぎるとその時の記憶が飛ぶ。
人柄も含めて信頼できる指揮官と気配り上手な副官によって、安定した部隊が保たれている。(特に精神面)





◆アヴィストル・ドレゼ

年齢:27歳 | 男 | 一人称:オレ
出身国:ゲレティナル

◆バストアップ画


「オレ、バカなんでヴェスト将軍は憧れなんすよ!本当っす!」
戦争中の国軍の“西“部隊*ヴェスト(ロイデ)の副官。
自身の頭の悪さを自覚しているため知識や戦術に長けているヴェストをとても尊敬・信頼している。
無口な指揮官とは対照的に、よく話し喜怒哀楽がハッキリしている。声も大きく、少し調子に乗りやすい。
いつも先陣切って戦場を駆けている。
戦の前に放たれる彼の言葉は勝利を確信しており、軍の士気も少なからず上がる。





◆フェデリーカ・フィ・ロイルティ

年齢:25歳 | 女 | 一人称:私(わたくし)
出身国:ゲレティナル


「ズュード様…皆、あなたと同じです」
戦争中の国軍の“南“部隊*ズュード(エーデルローゼ)の副官。
常に冷静、時には冷酷な女性。
ズュードのことを指揮官としても女性としても尊敬している。
彼女の深く気付いた心に気付いており、それを少しでも癒してあげたいと思っている。
女性が多い部隊のため女子会のようなものが定期的に行われるが、ズュードもノリノリなためその際には進んで企画をする。





◆リュシアン・ラトクリス

年齢:当時21歳 | 男 | 一人称:私
出身国:ラクルヴェリテ


「私にはノルド様が…いえ、マルフ様が、私の全てなんです」
戦争中の国軍の“北“部隊*前ノルド(マルフ)の前・副官。
普段は穏やかだがマルフの邪魔をする者は容赦なく斬り捨てるという過激な面を持つ。
過去に自身の人生に絶望していたがマルフに心を救われ、それ以来彼は自分の理想・希望であり、彼のために役に立ちたいと常に思っていた。
少々行き過ぎた行動も起こすが、マルフ本人に諫められると反省する。
マルフが死亡した後、その後を追うように自ら命を絶った。





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現世組C― 作中の“今の時代“を生きる者たち


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◆エルに似た少女

年齢:??歳 | 女 | 一人称:ワタシ
出身国:???


「……」
生気が無く、人間らしさを一切感じない少女。
サーリフィス公国で度々目撃されるが、素性を知る者は少ない。
その姿は*レイス*リーラの友人である*エル・ナティフェルに、とてもよく似ている。





◆アーネスト・メソン

年齢:25歳 | 男 | 一人称:私(素の時は“俺“)
出身国:ファーベルネス


「アリス様の笑顔と…この方の愛する国を守りたくて騎士になったんだ」
*アリス・フィー・ファーベルネスに忠誠を誓う専属騎士。真っ直ぐで誠実。意志が強い青年。
元は装飾品を作る職人の家系。大家族で両親、兄が二人、弟が三人いる。
本来ならアーネストも兄と同様、職人になる予定だったが、幼少期に城下町でアリスを助けたことをきっかけに彼女を守りたいという強い思いと努力で騎士になる。
甘いものと紅茶が苦手。だがアリスのお茶に付き合いたいため克服しようとしている。
アリスが国を追放された時、共に行こうとしたが王弟派に阻止される。
城内の事件とアリス追放に至るまで何も出来なかったことを悔やみ、一般兵にされた今は密かに独自でアリス捜索をしている。





◆ジェラルド・ヴィテス

年齢:26歳 | 男 | 一人称:私
出身国:ファーベルネス


「…その熱意と努力は認める。だが私はお前を“同じ騎士“としては認めていない」
*アリス・フィー・ファーベルネスに忠誠を誓う専属騎士。
プライドが高く、庶民から専属騎士となった*アーネストを快く思っていない。
代々王家に使えてきた騎士の家系だったため、アリスの専属騎士になることは前から決まっていた。
幼い頃からアリスの傍におり、騎士として相応しくあろうと己に厳しかった。
それ故にアーネストが専属騎士になったことで、己だけでは力不足なのかと苦悩する。
甘いものが好き。紅茶も好きで、よくアリスのお茶に付き合っていた。
アリス追放後、すぐさま人脈を使い密かにアリス捜索と保護のため動くが王弟派に先手を打たれる。
アリスに関する脅しと共に、王弟の専属騎士にされたため、それ以上動けずにいる。





◆アロイス・バルディル

年齢:39歳 | 男 | 一人称:私
出身国:ゲレティナル


「知識はいくらあっても困らないぞ!覚えておきなさい」
*アトラ・バルディル*ヴェスト(ロイデ・バルディル)に生き方を教えた人物。
二人の師であり父親のような存在でもあった。
国軍に所属しており、アトラは自身の後継者として育てていた。
後にヴェストを引き取り、同じように教育を施す。
ヴェストは両親から虐待を受けていたため、自身の名前も分からない彼に“ロイデ・バルディル“と名付ける。
実子ではない二人を本当の息子のように愛情深く育て、二人もそんなアロイスが大好きだった。
後に彼は死亡し、アトラとヴェストの関係は変わっていく。





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前世組@― 作中の“昔の時代“を生きた者たち 〜赤い月を守った者〜


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◆レイクス・クルヴェ

年齢:25歳 | 男 | 一人称:私(素の時は“俺“)


◆全身画ラフ | ◆騎士見習い時代画


「私は誓うよ。君たちを守ると」
“月の神殿“を守るために存在していた“月の騎士団“の団長。
団長に就任する前は赤月(あかつき)教教会の騎士として聖地巡礼者の同行・保護をしていた。
当時、月の騎士団団長であった*ノース・ティグレイルが離反し月の騎士団が壊滅後、月の神殿に実績を認められ新たな団長となった。
ティグレイル家の者以外が団長を務めるのは彼が初である。
団長就任後*リア・ナティフェル*エル・アンファローテに出会い、彼女たちや月の神殿を守ることを改めて強く誓う。リアとは後に夫婦関係になる。
かつて騎士見習い時代では、親友であったノース・ティグレイルと肩を並べ共に学んでいた。
離反し大罪を犯したノースを捕らえたのはレイクス本人である。
*レイス・シャルシスの前世。





◆リア・クルヴェ
旧姓:リア・ナティフェル

年齢:24歳 | 女 | 一人称:私


◆バストアップ画 | ◆レイクス&リア&エル


「レイクス様とエルがいて…こんな日々がずっと続いてほしいわ」
“月の神殿“と契りを交わし、血統を絶やすことがなかった“ナティフェル家“の次女であり、月の神殿に仕える聖女。
同じ契りを交わしている“ティグレイル家“に嫁ぎ、跡継ぎを産むことが使命でもある。
だがリアの許婚であったティグレイル家の長男が病死し、その弟である*ノース・ティグレイルが結婚相手となる。
その後、月の騎士団団長となったノースと月の神殿で対面し、表面上は夫婦となるがノースに拒絶をされ続ける。
数年後の彼の離反によりリアはノースに殺されかけるが月の騎士の介入によって免れる。
だがノースによりティグレイル家とナティフェル家の者は全て殺害され、リアは唯一の生き残りとなった。現在軸では、既に双方の血統は絶えている。
後に新たな月の騎士団団長となった*レイクス・クルヴェに出会い、彼の人柄に惹かれていく。そして夫婦となる。
月の神殿の大神官である*エル・アンファローテは、リアが気を許せる唯一の友人でもある。
*リーラ・トゥリリブの前世。





◆エル・アンファローテ

年齢:??歳 | 女 | 一人称:私


◆全身画ラフ


「レイクス、リア…もういいのですよ。覚えているのは、私だけで」
“月の神殿“の大神官。膨大な知識と判断力を持ち、神殿内の全ての決定権は彼女にある。
本来は穏やかな性格だったが、赤い月と神殿を守るために時には非情な決断を下し続けてきた。
エルの本質と痛みを知り心を通わせたのは*リア・ナティフェルが初めてであり、リアとの出会いによってエル本来の優しさが取り戻されていく。
それ以来エルにとってもリアは友人と呼べる初めての存在となった。
当時、月の騎士団団長であった*ノース・ティグレイルのことを信頼しており、彼もエルの期待に応え続けた。
だがノースの忠誠は偽りで、後の離反によりリア共々殺されかけるが月の騎士の介入によって免れる。
体制を整えるために迎えた新たな月の騎士団団長*レイクス・クルヴェに当初は厳しく接するが、彼の温厚な人柄や人望は信頼に値すると確信していく。
レイクスとリアの“友人“として二人の幸せを心から願っている。
*エル・ナティフェルに似ているが…?





◆エーミット・ライナ

年齢:26歳 | 男 | 一人称:僕


◆設定画


「また昔みたいに何でも話そうよ、ノース君」
“月の神殿“を守るために存在していた“月の騎士団“の団員。
貴族の出で、欲しいものは必ず手に入れたい。
幼少期から“この世界(過去軸)で最高の名誉である月の騎士“になることが目的であり、月の神殿と深い関わりのあるティグレイル家の次男*ノース・ティグレイルに近づき友人となる。
だが月の騎士は月の神殿が決定するため、ノース(ティグレイル家)は他者を月の騎士にする権限は持たないことを知るとあっさりとノースとの関係を切った。
その後、自身の実力により月の騎士団所属となる。
現在の月の騎士団団長は*レイクス・クルヴェであり、ゆくゆくは団長の座も狙っていた。
*前ノルド(マルフ・ドラウムル)の前世。





◆ハイド・フィ・アスター

年齢:??歳 | 男 | 一人称:俺


◆設定画


「俺の知るノース・ティグレイル団長は、こんなことをする方ではない!」
“月の神殿“を守るために存在していた“月の騎士団“の団員。
*ノース・ティグレイルの父親が団長を務めていた頃から月の騎士団に属しており、団長を継いだ息子であるノースのことも一目置いていた。
名門貴族であり月の神殿とも繋がりのある赤月(あかつき)教信徒アスター家の長男。妹の*リリテットが家督を継ぐ。
常に前向きで思ったことは面と向かって言ってしまう正直な性格。
少々熱くなりやすいところもあるが人の感情の機微に聡く、そのためノースが何かに悩み苦しんでいることも感じ取っていた。
ノースの離反により彼と戦い、命を落とす。当時の年齢はハイド27歳、ノース23歳。
*シオン・カルニッツの前世。





◆エヴァン・アプシゼレ

年齢:30歳 | 男 | 一人称:私


◆設定画


「すいませんねぇ…でも大丈夫、一瞬で逝けますよ」
“月の神殿“の処刑吏。
主に月の神殿に反した罪人の死刑を執行する。
赤い月と月の神殿に反する“反赤月(あかつき)教徒“はこの世界(過去軸)では重罪であり、見つけ次第死刑となる。
以前は神殿内で別の役割もこなしていたが、近年その反赤月教徒が増えてきており現在は処刑の仕事ばかりになっている。
エヴァン本人はこの仕事に誇りを持っているが、首を落とす際に自身に血が付くのが嫌なため、“血が飛ばない綺麗な首の切り方“を習得した。
大罪人である*ノース・ティグレイル率いる離反者7名とその関係者・反赤月教徒の処刑をしたのも彼。
*オスト(オスヴァルト・シュメルタ)の前世。





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前世組A― 作中の“昔の時代“を生きた者たち 〜赤い月を憎んだ者〜


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◆ノース・ティグレイル

年齢:25歳 | 男 | 一人称:俺


◆全身画ラフ | ◆騎士見習い時代画


「レイクス…お前とは、出会わなければよかった…」
“赤い月“を憎む者。
“月の神殿“を守るために存在していた“月の騎士団“の団長だった者であり、“月の神殿“と契りを交わし、血統を絶やすことがなかった“ティグレイル家“の次男。
本来は人を信じやすく穏やかな性格だったが、幼少期の*エーミット・ライナとの出来事が決定打となり人間不信となる。
その後も続く数々の裏切りや仕打ちにより、自身の人生・取り巻く環境・赤い月があるこの世界に対して憎しみが募っていく。
かつて騎士見習い時代では、親友であった*レイクス・クルヴェと肩を並べ共に学んでいた。
月の騎士団団長に就任した数年後に離反。
月の神殿内の神官・月の騎士・ティグレイル家・ナティフェル家の者を惨殺し逃亡。
ナティフェル家の次女*リア・ナティフェルとは同じ血が流れており、許婚でもあった。
彼女とは表面上は夫婦となるが、リアの“自身の人生に何の疑問も抱かずナティフェル家としての使命を全うしようとする“姿に嫌悪感を抱く。
離反の際にリアと*エル・アンファローテも殺そうとするが邪魔が入り失敗している。
最終的に一番の目的を果たす前に捕らえられ、最後まで憎しみを抱きながら月の神殿前にて処刑される。
*ノース(シラン・カルニッツ)の前世。





◆カナカルド・ファルタビーク

年齢:23歳 | 男 | 一人称:俺


◆全身画ラフ | ◆騎士見習い時代画


「俺はアンタに付いて行ったこと…後悔していないぞ、ノース」
“赤い月“を憎む者。
“月の神殿“を守るために存在していた“月の騎士団“の団員だった。
*ノース・ティグレイルが団長を務めていた頃に配属された。
自身とファルタビーク家のために月の騎士を目指していた真面目な努力家だったが、月の騎士団に所属した数年後に父親から最大の裏切りを受ける。
反赤月(あかつき)教であった父親の活動に知らずに加担していたという事実。父親から今後も協力を強いられるが、一人で苦悩した結果、月の神殿に真実を告げる。
だが内通者としてカナカルドも尋問を受け、最終的にファルタビーク家の者と同様に死刑の判決を下された。
信じていたものから全て裏切られ絶望したカナカルドにノースは問いかける。そして死刑執行日に、ノースと共に離反。
かつて騎士見習い時代では、先輩であった*レイクス・クルヴェ、ノース・ティグレイルと肩を並べ共に学んでいた。
最後にはレイクスによってノースと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*カナ(ベルタ・シュプリール)の前世。





◆ゼイル・ハーティ

年齢:37歳 | 男 | 一人称:俺


◆全身画ラフ


「こんな世界で、こんな父親で…ごめんな…」
“赤い月“を憎む者。
“月の神殿“を守るために存在していた“月の騎士団“の団員だった。
*ノース・ティグレイルの父親が団長を務めていた頃から所属していた。
人柄も実力も申し分なく月の神殿からの信頼も厚いため、ノースが団長を継いだ後も彼のサポートをしつつ月の騎士としての責務を変わらず全うしていた。
だが月の騎士の親族に反赤月(あかつき)教徒がいたことにより月の騎士の身辺調査が行われ、ゼイルの妻が反赤月教徒だったことが発覚し最愛の妻が処刑される。
月の神殿に長く忠誠を誓っていたゼイルとその娘*ソアラの異端審問の後、牢で判決を待つしかない彼らにノースが神官より一足先に判決を告げた。
死刑を免れないと知ると、最愛の娘を守るためにノースと共に離反を決意。
娘が幸せに平和に暮らせる世界を願い、月の神殿と赤月教の在り方に異を唱えた。
最後にはノースと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*スティール・フィル・カルツの前世。





◆ソアラ・ハーティ

年齢:11歳 | 女 | 一人称:ソアラ


◆全身画ラフ


「ソアラも戦えるよ…!ママの仇、取ろ?」
“赤い月“を憎む者。
*ゼイルの娘。父と母から愛情をたっぷり注がれ育った。
月の神殿からの身辺調査により、反赤月(あかつき)教徒と発覚した母親が目の前で殺されたことが最大のトラウマとなる。
母親が反赤月教であったことは、ゼイルもソアラもその事実を知らなかった。
だが異端者の家族であるため、最終的には母親と同様に二人とも処刑される予定だった。
大好きな母を殺し父を悲しませた“月の神殿“、“赤月教“は悪だと考える。
父に憧れて大きな武器を扱うが、これは*カナカルドが魔法を施した武器を与えたため。
最後には父や*ノース・ティグレイルと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*メル・アイルツの前世。





◆クライブ・エルド

年齢:27歳 | 男 | 一人称:私(素の時は“僕“)


◆全身画ラフ


「はい、リリテットお嬢様。…リリ。ほら、拗ねないで」
“赤い月“を憎む者。
名門貴族であり月の神殿とも繋がりのある赤月(あかつき)教信徒アスター家の執事。
実は反赤月教団の配下であり、アスター家の動向を報告するため執事として潜り込んだ。
彼にとって赤月教は憎むべきものであり、その信徒も憎むべき対象だった。
だがアスター家の令嬢*リリテットに出会い、彼女との長い関わりの中でその考えが変わっていく。
クライブの正体に薄々気付いていた彼女に全てを話し、家から教団から、二人で逃亡。
後に*ノース・ティグレイルに出会い、行動を共にする。
最後にはリリテットやノースと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*ロラン・レーヴェンの前世。





◆リリテット・フィ・アスター

年齢:24歳 | 女 | 一人称:私


◆全身画ラフ


「クライブ、今は私しかいないのよ。…よそよそしいのはやめて」
“赤い月“を憎む者。
名門貴族であり月の神殿とも繋がりのある赤月(あかつき)教信徒アスター家の令嬢。
名門貴族の娘として、跡継ぎとして、幼い頃から厳しい教育を受ける。
兄である*ハイドは月の騎士、妹であるリリテットは当主。それがアスター家に生まれた者の生き方。
生まれた時から人生が決められていることに内心うんざりしていた彼女は、新しく雇われた執事*クライブに出会い“別の生き方や世界・価値観“を知る。
生まれや信じるものが違う者を迫害することに疑問を持ち、二人で逃亡。
後に*ノース・ティグレイルに出会い、行動を共にする。
最後にはクライブやノースと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*ロザ・パーペンロートの前世。





◆オリヴィエ・プレーガー

年齢:31歳 | 男 | 一人称:僕


◆全身画ラフ | ◆バストアップ画


「赤い月がなくなるとこの世界はどうなるのでしょうね?1回試してみますか?」
“赤い月“を憎む者。
月の神殿とも繋がりのある赤月(あかつき)教信徒プレーガー家出自の学者。
知的好奇心が凄まじく、独自に月の神殿や神官・赤い月に関する研究をしている。
赤月教信徒だが同時に反赤月教団にも属する。
彼にとって赤い月は、ある人物との繋がりであると同時にそれを引き裂いた原因でもある、愛憎渦巻く存在である。
反赤月教徒だと知れると死刑は免れないため長年上手く隠れて活動していたが、禁忌魔法に手を出した際に月の神殿から追われる身となる。
本人は追われることも研究の一環として楽しんでいた。彼を追って戻った神官や騎士は一人もいない。
逃亡中、*ノース・ティグレイルに出会い、行動を共にする。
最後にはノースと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*オリヴィエ・プラネルトの前世。





◆フラメ

年齢:13歳 | 男 | 一人称:オレ


◆全身画ラフ


「あはは!まさか神官どもを殺せる日が来るなんてね!」
“赤い月“を憎む者。
*クライブが属している反赤月(あかつき)教団で暮らしている少年。
年齢や見た目からは想像できない程の炎魔法を操り、それが反赤月教団にとって"赤月を滅ぼす聖なる炎"とされた。
元は孤児で名前は本人も覚えてなかったため、教団がフラメと名付ける。
教団にとって大事なのはフラメの"炎"であり、彼には様々な無理を強いた。
度々暴走を起こすようになった彼を教団は必要時以外は監禁し、フラメの精神も壊れていった。
最終的に教団内の人間を建物ごと焼き殺し逃亡。クライブが教団を離れた後の出来事。
後に*ノース・ティグレイルに出会い、行動を共にする。
最後にはノースと共に捕らえられ、月の神殿前にて処刑される。
*アトラ・バルディルの前世。





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